Day One追加

●Yezda Urfa
こんなバンドが出演するとは!! と驚かれていたのがYezda Urfaです。誰も知らなかった70年代のマイナープログレバンドをSym-Phonicレーベルが発掘してきたときには驚きましたが、まだ現役だとは更にびっくりしました。Gentle GiantとYesをミックスしたようなテクニカルなアンサンブルをキャッチーなメロディーを取り混ぜて演奏していました。再編成後してからのリハーサルが不足しているのか、ギターとベースがいまいち合っていないのが残念でしたが、「見ることができただけでも奇跡みたい」な体験でした。新譜が出ていますが、まだ聴いていません。

●Richard Pinhas
エルドンのリーダーです。ビデオをバックにフリッパートロニクスみたいなギターを聴かせます。淡々とした演奏でエルドンのような破壊力はないのですが、音の発展のさせ方に独特のアプローチがあって飽きさせずに聴かせているのはさすがでした。ビデオを使ったのはぴナスの他にはUnivers Zero, Hidra Spacefolkがあり、例年よりも多かったですが、どれもレベルは高かったですね。ちなみにピナスとは、パトリック・ゴーディエ、パガノッティ親子と一緒に来日して、エルドン、ヴェードルジュ、パガ、ゴーディエの曲をやろう、というプランを検討したことがあるのですが、立ち消えになっちゃいましたね。