Day Two

  • 11:00 am-12:00 pm Hidria Spacefolk
  • 1:15 pm-2:35 pm Metamorfosi
  • 2:50 pm-3:20 pm Sean Malone
  • 4:35 pm-5:50 pm Planet X
  • 7:50 pm-9:50 pm Strawbs

●Hidria Spacefolk
フィンランド産スペースロック with トラッドテイスト。無名なんだけど偶然にもCDを聴いていたので、今回のブライテストホープだと予想していましがたが、グループはとっても良くて、凄いウケかたでした。こういう音楽はライブに向いているしね。未知の若くてエキゾチックないいバンドが見つけられるのはフェスティバルの醍醐味です。持ってきた200枚のCDはあっという間に売り切れ、メンバーが会場内にいるとすぐにファンに捕まって歩けなくなる、というKBB@Baja2004と同じ状況でした。日本でROVOと共演すると面白いでしょうね。
●Metamorfosi
ついに世界デビューした古のイタリアンB級へヴィーシンフォバンド。キーボードトリオ+ヴォーカリストによる四人編成。70年代の録音よりも巧くなっていて、今回出演したなかでは一番プログレらしいバンドでしょう。イタリアのお家芸ともいえる、分厚いキーボードと太くて伸びやかなヴォーカルは圧倒的な迫力で、今やイタリアの一流どころと立派に肩を並べELPが創り出した世界の21世紀の継承者はメタモルフォジに決まり、といった感を強く持ちました。旧譜である「地獄」と、新譜の「天国」をフルに演奏して大好評でした。そう、1990年代に再結成されて衰えを感じさせない新譜も出しているバリバリの現役なんです。
●Strawbs
かつてはリック・ウエイクマンが在籍したり、メロトロンが入ったリリカルなアルバムをだしたりとプログレちっくな活動をしていたのですが、今やプログレというよりしわがれ声のフォークです。メンバーは60歳くらいだと思うのですが、とってもパワフルでいい演奏でした。ロンドンのパブの雰囲気でしょうか。ステージにはメロトロンも置いてありましたが、途中退場してビールを飲みに行っちゃったので、どう使ったかはしりません。