Day One

Saturday, July 10th

  • 11:00 am-12:00 pm Yezda Urfa
  • 1:15 pm-2:45 pm Pallas
  • 3:00 pm-3:30 pm Richard Pinhas
  • 4:45 pm-6:30 pm Mike Keneally Band
  • 8:30 pm-10:30 pm Univers Zero

●Yezda Urfa
こんなバンドが出演するとは!! と驚かれていたのがYezda Urfaです。誰も知らなかった70年代のマイナープログレバンドをSym-Phonicレーベルが発掘してきたときには驚きましたが、まだ現役だとは更にびっくりしました。Gentle GiantとYesをミックスしたようなテクニカルなアンサンブルをキャッチーなメロディーを取り混ぜて演奏していました。再編成後してからのリハーサルが不足しているのか、ギターとベースがいまいち合っていないのが残念でしたが、「見ることができただけでも奇跡みたい」な体験でした。新譜が出ていますが、まだ聴いていません。

●Richard Pinhas
エルドンのリーダーです。ビデオをバックにフリッパートロニクスみたいなギターを聴かせます。淡々とした演奏でエルドンのような破壊力はないのですが、音の発展のさせ方に独特のアプローチがあって飽きさせずに聴かせているのはさすがでした。ビデオを使ったのはぴナスの他にはUnivers Zero, Hidra Spacefolkがあり、例年よりも多かったですが、どれもレベルは高かったですね。ちなみにピナスとは、パトリック・ゴーディエ、パガノッティ親子と一緒に来日して、エルドン、ヴェードルジュ、パガ、ゴーディエの曲をやろう、というプランを検討したことがあるのですが、立ち消えになっちゃいましたね。
●Univers Zero
それぞれ楽しめましたが、白眉はやはりトリのUnivers Zeroでした。今回は六人編成です。

  • Daniel Denis.....Drums, percussion, keyboards
  • Michel Berckmans....Bassoon
  • Gregoire Dune....Violin
  • Peter Vanderberghe......Keyboards
  • Eric Plantain.....Bass
  • Kurt Bud・/span>.....Clarinet
  • Phillippe Seynaeve.......Images and video projection

結成30周年記念、初のUSAライブということで気合の入った演奏で名曲の数々を披露しました。もっとも、暗ーいゼロと底抜けに明るいアメリカ人との対比はちょっと異様でしたけど。興味のないライブはパスする人が多いこともあり、途中で10%くらいは帰っちゃいました。