舞踏新世代・岡佐和香ソロ・デビュー!【週末】with 深町純、清水一登、MITSUKO

いよいよ今週末! 舞踏新世代・岡佐和香ソロ・デビュー!
昨年末、音楽×ダンス・コラボレーションの新しいカタチとして話題となった「則天去私」公演に参加し、梅津和時との清冽なステージで注目を集めた新世代舞踏家=岡佐和香が、音楽表現とのさらなる融合を求め、渾身のエモーションとエナジーで作り上げる美の衝撃のソロ舞踏公演!

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2008年3月22日(土)、23日(日) 岡 佐和香 舞踏ソロ公演 『月の下、泥花の咲く頃』 
with MITUKO(Cello)  Guest:深町純(Piano22日) 清水一登(Piano23日)

出演者プロフ他詳細:http://www.sawaka.info/news/2007/10/200832223.html
☆3月22日(土)  with MITUKO (Cello) Guest 深町 純 (Piano)
  【ソワレ】19:00start (18:30 open) 満席につき立ち見席になります
☆3月23日(日) with MITUKO (Cello)  Guest 清水一登 (Piano)
  【マチネ】14:00start (13:30 open)
  【ソワレ】17:30start (17:00 open)
☆ご予約:2,800円 当日:3,000円 二回通し券:5,000円
☆ご予約・お問い合せ:info@sawaka.info / 03-3437-2301(POSEIDON:問合のみ、13〜21時)
会場:コア石響 (四谷 tel:03-3355-5554) http://www.syakkyo.com/
※ 演出の都合上、開演から20分程、途中入場を制限させていただきます。
お時間に余裕をもってお越しください。

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今回の共演者を決定するにあたり、岡佐和香自身が、自らの感性に深く響き合うピアニストとして、自分の足で探し求め自分の耳で選んだのが、深町純清水一登という、それぞれに強烈な個性を持つ当代きってのインプロバイザーだった。この選択だけでも音楽的感性の鋭敏さがうかがわれるが、この、独自の価値観を貫き通し、強烈な存在感で現代の音楽シーンに屹立している両ピアニストがともに、彼女の踊りを観て直ちに共演の申し入れを受諾した、ということも例外的だろう。今回は、さらに、昨年来活動を共にしている朋友=チェリストのMITUKOを加えた「トリオ」でのステージとなる。

「舞踏」というには破格のスタイルを持つ岡佐和香は、しかし、自分のパフォーマンスは舞踏以外の何でもない、と言い切る。ともすればネガティブな表現にばかり耽溺しがちなイメージのある舞踏というフィールドで、岡佐和香はその創始者たち、すなわち自らの師でもある大野一雄、今年で生誕八十年を迎えた土方巽、あるいは彼らとの交流でインスピレーションを与えあった岡本太郎といった同時代のアーティストたちの「スタイルではなくスピリット」にこそこだわりたい、と言うのである。

感情表現や身体感覚だけで踊ってしまうダンサーも多いが、岡佐和香は、まず「考える」のである。その知的アプローチに功罪はあるだろうけれども、思考を突き詰めてこそのインプロヴィゼーションに対するこだわりであり、垂れ流しでないエモーションの放射である、というあたりは、むしろ音楽ファンのよく知るところかもしれない。原初的な衝動としての生命のエロス、とも言うべき鮮烈なパフォーマンスが期待される所以である。

お見逃しのないよう、お早めのご予約をどうぞ。