1975年のライブレポート Camel, VdGG, Caravan, Renaissance, Genesis, Gentle Giant, Banco, Curved Air, Greenslade, Hatfields & the North, Henry Cow, Soft Machine, GONG, Fripp & Eno, Brand X, Rick Waikman, etc

「LONDON 1975 プログレ日記」の著者である堀家美沙子さんが、その内容をブログに発表し始めた。「LONDON 1975 プログレ日記」は、ロンドン滞在中に見たライブの感想を、演奏はもとより会場やファンの様子まで綴り2003年に出版されたが、現在は絶版。レポートは著者お気に入りのCamelが最も多く14回を数え、スノーグース発表後にバンドの人気が一気に頂点に上り詰める様子が、リアルに描写されている。プログレにとって1975年という年は、腐りかかる寸前まで熟れきった美味しい時期だったようだ。書籍版に書かれている、12月の帰国前夜に見た「スリーコードでがなる粗野な4人組前座バンド」が後に成功するストラングラーズだったという話が、なんとも象徴的だ。ブログには、33年前の同日に見たライブレポートを、今年12月まで書き込んでいく予定。奇しくも今年は33年前と曜日が同じ。テキストは書籍版と全く同じで、加筆やレポートの追加はない見込み。