フランスのRIOフェスに出演するSalle Gaveau詳細


メンバー

Salle Gaveau/サルガボは、東京のロックバンドBondage Fruitのリーダー/ギタリストである鬼怒無月を中心に結成され、タンゴの可能性を極限まで拡大した、この世のどこにもないユニークな室内楽を演奏する。Salle Gaveauは、孤高の先駆者ピアソラの音楽をはじめ、正統派タンゴ、クラシック、ジャズ、ロック、プログレなど様々なジャンルの経験を持つ腕っこきのミュージシャンが繰り出すアイデアの坩堝と、極端に高い演奏技術、優れた即興能力を駆使して、新世代の音楽を創りだしている。

Salle Gaveauは、2003年春に鬼怒無月(g)、喜多直毅(vln)、佐藤芳明(acc)、鳥越啓介(b)4人により、初ライブを行って以来、東京のライブハウスで定期的に演奏を重ね、2005年9月に林正樹(p)が加わって、現在の五重奏団が完成した。幅広い活動により、様々な音楽シーンに接している鬼怒無月が、「新しい音楽の可能性」を説いて集めたメンバーは、各々独自のフィールドでの活動で知られた名手達であり、全員がリーダーバンドを率いて第一線で活躍している精鋭。

鬼怒無月自身は、Bondage Fruit, Warehouse, Coil, Eraを率いての縦横無尽な活動で名高いギタリスト。喜多直毅は、タンゴの本場アルゼンチンでの活動中に高い評価を得、帰国後はタンゴバンドを率いているヴァイオリニスト。従来のアコーディオンの枠を超える奏法を披露する佐藤芳明は、変拍子Jazzの名手。コントラバス奏者である鳥越啓介は、伝説的なJam Band "PHAT"での活躍が知られている。JazzやJam Bandなどでの驚異的な演奏能力で知られる林正樹は、天才の名にふさわしい逸材。

2007年2月、ファーストアルバム「Alloy」を発表。2007年4月、"Rock In Opposition 2007 France Event" (France) http://www.rocktime.org/rio/ にMagma, Faustらと共に出演する。室内楽編成のため、音の響きはレコメンと共通するものが多々ある。しかし、「CDは未リリース、Webすらない」という全く未知数のSalle Gaveauを、「2007年時点のR.I.O.世界ベスト10」とも言えるRIOフェス出演10バンドの1つに選択した主催者側の勇気と決断は賞賛に値すると共に、Salle Gaveauの音楽的レベルの高さを象徴する出来事と言える。Salle Gaveauを現時点で聴くには、日本においてさえもライブに接するしか機会はない。ライブインフォは鬼怒無月のページを参照。

Discography
Alloy (Maboroshino Sekai Mabo-023) 2007.2.18発売
Suond Sample http://www.rocktime.org/rio/Mp3_pageenglish.htm
Live Schedule http://mabo-kido.hp.infoseek.co.jp/kidoinfo.html
Salle Gaveauのライブパフォーマンスについて言及しているページ

現代パフォーミングアーツ入門

eiji の徒然ライブ雑記

武田さんのページ