蠱惑的なハンガリーのバンドKampec Dolores来日ツアー

哀愁と変拍子が渾然一体となった東欧民族音楽とレコメン風のスチーマーな幾何学模様を複合して、オルタナティブ的なドライブ感で聴かせるハンガリーの蠱惑的なバンド、カンペッツ・ドローレス(Kampec Dolores)が遂に来日する。血の気の多そうなエトロン・フー系の手数王ドラマー、ワイルドなベース、もの悲しげなギター、効果的な金管楽器、そこにテクニカルかつエキゾチックでキュートな女性ヴォーカルが乗ると、得も言われぬ魅力的な音楽が現れる。エイミー・デナイオがKampec Doloresのメインメンバー二人Csaba HAJNOCZYとGabi KENDERESIはにチェコの才人Pavel Fajtrを加えての共作The Danbiansを発表したり、ボヴ・ドレイクがCDをプロデュースしたりとレコメン人脈から「発見」されて、これまでに世界各地にKampec Doloresの音楽は紹介されてきている。

1984年に結成され、翌85年には早くもNicoと共演するなど瞬く間に頭角を現し、その後20年間に渡り世界中のフェスティバルから招かれ続けている。ヨーロッパ東西ではスペインからモスクワまで、南北では北欧からイタリア、ユーゴまでのフェスティバルに出演し、またフランスMIMIフェスティバル、カナダVictoriaville Festivalなどレコメン著名フェスティバルも総なめして観客を魅了している。日本ツアー時に新譜Earth Mother Sky Father(POSEIDON PRE-003)を先行発売予定。

来日メンバー

  • Hajnoczy Csaba (guitar, sampler)
  • Kenderesi Gabi (voice, violin)
  • Vajdovich Arpad (bass guitar)
  • Olveczky Tamas (drums)
  • Grencso Istvan (sax)

来日公演スケジュール   詳細

  • 12/9(金) 東京・吉祥寺Star Pine's Cafe 0422-23-2251  open 18:00 start 19:00 前売3000円 当日3500円 各ドリンク別 

チケット発売中: ディスクユニオン新宿プログレ館03-3352-2141、目白ワールドディスク03-3954-5348、musicfield、 吉祥寺SPC
問合: POSEIDON tel.050-3086-5635 poseidon@poseidon.jp

Discography

  • Kampec Dolores (LP: Konkurrel, Amsterdam 1988, Licensz Magyarorszag szamara: Ring, 1989)
  • Levitation (LP: ReR Points East, London 1991, CD: : Bahia Music 1993)
  • Tu fokan (CD: Bahia Music es Voice of Shade (London)1993)
  • Zugo (CD: Bahia Music es ReR Recommended (London) 1996)
  • A bivaly hatan (CD audio+ROM: Bahia Music es ReR Recommended 2000)
  • KONCERT! (CD: K. Petrys Haz, ReR Recommended, 2003)
  • Earth Mother Sky Father (CD: POSEIDON PRE-003 2005)

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