Bruford's Earthworks 2004.4.25 原宿アストロホール(Second Show)

ビル・ブルフォードのジャズ・カルテット、"Bruford's Earthworks"が再び来日を果たした。今回は弱冠22歳の大型新人Gwilym Simcockをピアニストに迎え、またビル・ブルフォード自身もエレクトロニクスを使わない完全アコースティック・セットでこれまでとは一味違った音を聴かせてくれた。そして古くからのファンにはまた格別のライブだった。というのも、'77年のファーストアルバム"Feels Good to Me"から、"Seems Like a Lifetime Ago (Part One)"とそしてアンコールには"Beelzebub"が演奏されたのだ。最新アルバム"Random Acts of Happiness"からの曲も聴き応え充分の好演ぞろいで、あっという間に2時間(途中に休憩をはさんでの2セットだったので実質1時間35分ほど)が過ぎ、もう少し演って欲しかったと思わせるライブだった。(上田達郎)