桜井良行(Yoshiyuki Sakurai)プロフィール


10代の頃から、和田アキラ新月清水一登などとの演奏活動を通じてその実力を絶賛されながらも、その後は表立った音楽活動から身を退いていた天性のベーシスト。2006年になってEast Wind Pot、HAL&RINGと立て続けにCDを発表し、たちまち海外の専門誌などでも高い評価を得ている。その、強力なグルーヴと流麗なフレージングを両立させた高度なベース・プレイには、誰しもが耳を奪われるだろう。
Discography

  • East Wind Pot - same title (2006)
  • Hal & Ring - Alchemy (2006)

影響を受けた音楽
Jimi Hendrix, Vanilla Fudge, Iron Butterfly等art rockと言われていた音楽から始まり, Black Sabbath, Mountainなどのハードロックを経て, Soft Machine, Matching Mole,Robert Wyatt, Hatfield and the North, National Health, Henry Cow等カンタベリー系、 Eberhard Weber, Allan Holdsworth, , Nucleus, Wolfgang Dauner, Philip Catherine, 等のヨーロッパジャズロックにはまる
 
活動履歴
■70年代前期  
13,4歳よりロックに目覚めギターを始める。同級生の和田アキラとバンド活動を始め、いつの間にかベーシストとなる。Black Sabbath等のハードロックやオリジナルで学園祭などを中心に活動。ハードロックに飽きた16歳の頃、幼馴染の友人の紹介で清水一登(key)とジャズロック、前衛音楽などを中心に音楽活動を始める。
 
■70年代後期
大学に入学すると後に新月を結成する高橋(d)、津田(g)に誘われHALに参加。この時も和田アキラとプリズムの前身の活動、清水一登との活動(スクァーム、ガラパゴス)も平行して活動していたが、一度清算する為に全て脱退する。その後、清水一登との活動は再開する。また、新月の母体のSerenadeの解散ライブのサポートとして参加。
 
■80年代前期
清水一登新月を脱退した高橋と共にバンドを組むが、自然消滅。その時のギタリストの紹介でAquaPolisに参加。雑誌マーキーのオマケ音源で一曲録音する。
 
■80年代後期
AquaPolisのドラマー竹迫のバンドNOAに参加。オムニバスアルバムLP"Canterbury Edge"(=CD"Jazz Rock Collection")にNOAとして参加する。NOAはシルバーエレファントで、90年代までライブ活動を行っていた。
 
■90年代
NOAの活動休止を機に、学生時代からの友人土屋瑛一の誘いでEast Wind Potに参加し、年間1-2回のペースでライブ出演。
 
■2000年代
East Wind Potは2006年に同タイトルのCDをリリース。HALの曲を演奏するために結成されたHAL & RINGに参加し、2006年にCD「Alchemy」をリリース、ライブ出演。同年、Magical Power Mako Spuer Progressive Bandに参加。NOAは長期間に渡って録音作業中。